先日、カナダでスピーチをする機会をいただきました。
オーディエンスの方々は、茶道の大家をはじめとする皆さんだったのですが、茶道の方から、アスリート、そして多くの皆さんにも共通する考え方・チェック法・体のお手入れについて話しましたので、ブログでもご紹介いたします。
今日のスピーチで話したい3つのこと
青嶋と申します。英語で話すときには、Tadと呼ばれています。
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オーディエンスの方々は、茶道の大家をはじめとする皆さんだったのですが、茶道の方から、アスリート、そして多くの皆さんにも共通する考え方・チェック法・体のお手入れについて話しましたので、ブログでもご紹介いたします。
青嶋と申します。英語で話すときには、Tadと呼ばれています。
続きを読む →私が織田信成くんと出会ったのは、十数年前。
当時、Barryのリンクで練習していた彼が、大きな試合前に怪我をし、私のクリニックを訪れたのが始まりです。
その後なにかと縁があり、知り合いから頼まれて我が家にも住んでいた時期もありましたので、良く知るスケーターの一人です。
彼と生活を共にしたことにより、それまでマッサージセラピストによるサポートとして接していただけでは、分からなかった多くのことを知ることができました。
「サッカーの試合後、やるべきストレッチ・トレーニングはありますか?」
これもよく受ける質問の一つです。
プロサッカーリーグや、大学で活躍する選手のコンディショニングをサポートしたり、彼らとリサーチすることでたどり着いた結論は、体を鍛えるだけでなく、バランスを整えることが大切、ということです。
この時のバランスというのは、高ぶった神経を落ち着かせるメンタル面でのバランスも含んでいます。
どんなスポーツでも聞いたことがある「下半身が大事」というセリフ。
サッカーでも、スケートでも、バレエでも、全身の力をうまく活かしたり、動きのスピードを上げるためにも、股関節を柔らかくし、下半身をうまく使うことが大切です。
普段から十分に体の手入れをしているであろうバレリーナ。そんなバレリーナ達がマッサージ・ストレッチする際に、あえてオススメするコンディショニングのポイントは肩鎖関節と、胸鎖関節です。
スケーターが、ジャンプの練習をする時に一番欲しいものは「高さ」。
「十分な「高さ」があれば回転するのは簡単だ」とフィギュアスケート世界チャンピオンを何回も獲ったスケートの神様が、以前教えてくれました。
来院くださったサッカー選手といつものように、会話を通じてコンディショニングスタート。
Tad「今日はどんな感じ?」
選手「いや〜、先週やってもらってからヤバイっす」
Tad「何がヤバイの?」
選手「垂直跳びの滞空時間が半端なく長くなりましたね!体のポジションを立て直すのには助かるし、ボールは良く見えるようになったんだけど、ヘディングするタイミング・感覚が合わないくらい」
Tad「基本的にはいい事なんでしょ?」
選手「ハイ!あとは、感覚合わせるだけなんで」
新しいキャリアの道筋を切り開いた遠藤翼選手からのプロフェッショナルを目指すサッカーアスリートへのアドバイス、そしてクラブでのコンディショニングに加え私のクリニックに来て得られるもの、について教えてもらいました。
フィジカルの強さが求められるカナダ・アメリカのサッカー。活躍するためには必須である語学、そして日本人のサッカー選手がその中で生き残るためのアプローチについてうかがいました。
トロントFCで活躍する遠藤翼選手は、カナダのプロフェッショナルチーム、アメリカでのカレッジリーグでプレーする中で、コンディショニングに対するアプローチの違いも体感してきました。今回は、日本のサッカーエリートコースも経験している遠藤翼選手だからこその、サッカー選手のコンディショニングへの視点についてうかがってきました。