正しいコンディショニング

いつの時代も常に新しいコンディショニング方法が現れてきます。
最新のコンディショニング法を取り入れればベストかと言うと疑問です。
一番大切なのは、自分の目的と体に合った方法を取る事。

ですので、自分の目的とする事を、自分に合った方法で行うことが重要です。
結果として、やるべき事はシンプルな方法になると思います。

また、やり方にこだわるより、やった後に効果が上がっているかの確認が大事。

絶対基準で自己評価しないと無意味な事を長期間続ける原因となります。

正しい(自分に合った)方法でなければ、無意味なことを続けるだけでなく、頑張れば頑張るほど、自分で自分の体を壊す事にもなりかねないのです。

正しい(自分に合った)コンディショニングとは?

自分にとって正しい方法を見つけるのは、簡単ではありません。
その理由は、正しい方法が人それぞれ違うので、他人に指導してもらうのが非常に難しいからです。
「コンディショニングの指導」と「体の状態の把握」の両方担当できる便利な人は、あまり存在しないのです。

ここで私がオススメするのは、正しいコンディショニングの方法を自分で組み立てる事。
他人には分かりにくくても、本人にとって分かりやすいはずである「自分の感覚」を利用しながら、客観的な判断基準を元に組み立てます。

正しい方法の目安

正しいと思える目安となるのは、以下の方法ですが、
ここで重要なポイントは、明確な目標に沿って、自分のコンディションの変化を確認しながら改善していく、ということです。

1)主要関節の可動範囲を100%に保つ。
2)筋肉の疲れを筋繊維、筋膜レベルで丁寧に取る。
3)関節周りの腱を緩める。
4)靭帯の緊張を取る。

では次に、そのための具体策を見ていきましょう。

有効な具体策

極めてシンプルな方法ですが、結果的に有効なのが以下の2点です。

①関節の動きを鏡に映して可動域の良し悪しを見極める。
②直接触ってコンディションを把握する。

具体的な方法としては

①鏡の前で足踏みの要領で膝を交互に上げて、膝の高さや動きを観察する。②動作の悪い所を見つけ、その動きを妨げている筋肉をセルフマッサージで緩める。

といった感じです。

一連の動作をすれば「筋肉が伸びてるはず」では無く、直接マッサージする事による改善を確実に実感できるはず。

自分自身が、自分の体に対する感覚を、そのまま受け入れる事が大切ですね。